女性の一人暮らしに安心な物件（部屋）選びと防犯対策

女性の一人暮らしでは様々な危険が考えられます。

まずはトラブルに遭わないために、安心して一人暮らしができる物件（部屋）選びから始めましょう。

女性の一人暮らしに適した安心物件とは？

お部屋の間取りや物件の利便性も大切ですが、女性が安心して暮らせることが重要です。

ですから防犯意識の高い物件を選びましょう。

物件選びで注意すること

セキュリティがしっかりしている物件を選ぶのは勿論ですが、周辺環境のチェックも忘れずに！

オートロック

敷地内に不審者が侵入するのを防げます

防犯カメラ（監視カメラ）

エレベータ・エントランス・駐車場などにあると心強いです

モニター付きインターホン

訪問者の顔が確認できるので安心です

管理人が在住

敷地内に管理人（または大家さん）いれば、何かあったときすぐに相談できます

３階以上で最上階を除く

地上や屋上からの侵入が難しくなります

宅配ボックス

不用意にドアを開ける機会が減りますし、宅配業者を装った「なりすまし」対策にもなります

近隣住民の様子

周りにどんな人が住んでいるのかもリサーチしておく

周辺の治安

どんなに良い物件でも周囲の治安が悪いのであれば安心して住めません

最寄り駅からの距離

これは可能な限り実際に歩いてみて街灯の有無や人通りなどを確認しましょう

これらの該当項目が多いほど安心度が増します。
中でもオートロックや３階以上は最低条件として物件を探してみましょう。

女性専用物件はどうなのか？

ひとことに女性専用物件と言っても、物件によって管理状況がかなり違います。

住むのは女性だけですが男性の出入りは自由だったり、その逆に親族以外の男性の出入りが禁止という厳しいところもあります。

無理して女性専用物件を探さなくても、セキュリティがしっかりしている物件であれば同じくらい安心です。

女性が一人暮らしで注意すること

安心して暮らせる物件を選ぶことも大切ですが、トラブルに巻き込まれない心掛けも忘れずに！

引っ越しで注意すること

引っ越しは男性と一緒に

引っ越しの当日は、なるべく男性にも立ち会ってもらいましょう。

引っ越しは色々な人に見られていますが、男性が居れば女性の一人暮らしだと分かり難くなります。

引っ越しの挨拶は行かない

女性専用物件は別ですが、単身者向け住宅なら挨拶は行わない方が無難です。

挨拶が気になる場合は、まずは管理会社に「挨拶をした方が良いですか？」と聞いてみましょう。

最近は、住民同士のトラブルを未然に防ぐ為に挨拶をしないで欲しいと言われるケースもあるようです。

また都会の単身者向け集合住宅の場合は、住人の生活時間帯がバラバラなので、なかなか会わないという事も多いです。

それでも何らかの理由でどうしても挨拶をしておきたいなら、代わりに男性に行ってもらう方法もあります。

その際は苗字だけ名乗り女性の一人暮らしだと分からないように配慮しましょう。

表札を出さない

表札を出す必要が無いのなら、そのままにしておきましょう。

どうしても必要な場合は手書きを避けて苗字のみにしてください。

手書きだと女性と分かってしまいます。

新生活で注意すること

オートロックを過信しない

オートロックだから安心と言うわけではありません。

知識さえあれば簡単に開く場合もあるので、ドアは必ず施錠して下さい。

ワンドア・ツーロック

ドアや窓には鍵を２つ付けましょう。

ドアチェーンなどの補助錠は忘れずにかけ、窓には後付けタイプの補助錠をつけると空き巣防止にもなります。

ドアを閉めたら「すぐに鍵を閉める」それから靴を脱ぐというのを習慣にして下さい。

そして高層でも窓からの侵入は可能です。

高層階に住んでいる人は油断しがちなのですが、いつも窓を開けたままでは危険です。

入浴中や就寝時には必ず鍵をロックしましょう。

外出する時は必ずツーロックにして下さい。

宅配業者なりすまし

宅配ボックスがない場合は、宅配は時間指定やコンビニ受け取りなどを活用し不用意にドアを開けないようにしましょう。

身に覚えのない荷物なら、対応しないことも大事です。

本物の宅配業者であれば不在通知が入るので改めて対応すれば問題ありません。

そして宅配業者に限らず、突然の訪問者はモニターで十分確認してからインターホンで対応しましょう。

洗濯物は狙われる

下着を外に干さないのは当たり前ですが、洋服からも女性の一人暮らしは分かります。

外から見えない位置に干すか、干し方を工夫しましょう。

部屋の雰囲気を漏らさない

カーテンの色などにも注意が必要です。

かわいい柄物やピンクなどの女性らしい色合いは避けましょう。